昨年末に、外付けハードディスクが故障しました。
何をやっても認識しないので、会社でPCに少し詳しい人に復旧をお願いしてみたら、無料のソフトでは復旧できない状態だということが発覚。
仕方ないのでデータ復旧業者にハードディスクの復旧を依頼することに。
まず、予算を踏まえて検索したところ次の3件がヒット。
復旧業者の候補
- デジタルデータリカバリー
- デイサポート
- PCエコサービス
それぞれ検討しましたが、価格と技術的な理由でPCエコサービスになりました。
復旧業者を比較した記事もありますので、よかったら参考にしてみてください。
他の2社がダメだった理由
・デジタルデータリカバリー
初め30万以上という見積りで大幅に予算オーバー。
・デイサポート
一律で19,800円で最安でしたが復旧対象外だったので依頼できませんでした。
※クリーンルームとはホコリなど、空気中の浮遊粒子の数を決められた数値以下に保つ設備のこと。
39,800円は「税抜き」価格
39,800円が高いと思うかは人によりますが、気をつけたいのは39,800円というのは「税抜き」になります。
実際は43,780円です。商売上、安く見せる手法というのはわかりますが、ちゃんと税込みの表記が欲しいものです。
データ移行費用5,000円が必要
今回はデータ移行用に別途購入した外付けHDDもあるので、実際に必要だった費用は55,000円ほどでした。
結構高い買い物になったたなーと個人的に思いました。
2017年に購入したものなので、5年ほど経ってます。寿命ですね。
思い返せば自業自得で、買い替えを検討している時に寿命が来たわけです。
何年も同じ外付けHDD使っていればいつかは壊れます。はいい勉強ができたと思って、復旧をお願いしました。
PCエコサービスでの依頼の流れ
- Webにて問い合わせ
- 返信メール(受付メール兼用)が来る
- 外付けHDD発送
- 無料診断とデータリスト、見積りメールが来る
- 振り込み
- 復旧開始
- 復旧完了とHDD発送の連絡メールが来る
- ハードディスクの到着で完了
Webサイトにて問い合わせ
まずはPCエコサービスにWebサイトから問い合わせします。
ハードディスクの状態や調子が悪くなったのはいつかなど、入力する項目はいくつかあり、入力したのち送信します。
PCエコサービスから返信が来る
メールにて返信が来ます。
こちらが送ったハードディスクの症状等を確認し、ハードディスクの診断が可能かを判断します。
診断をお願いする場合は、受け取った返信メールがそのまま受付完了のメールになります。
PCエコサービスへ外付けハードディスク発送
後は外付けハードディスクをPCエコサービスに発送するだけです。
発送代金はできるだけ抑えたいのでネコポスなどを使えると良いですね。
このタイミングでデータ移行用のハードディスクも一緒に送付しましょう。
じゃないと、後で追加発送することになってしまいます。
また、データ移行先のハードディスクの容量が、復旧依頼したハードディスクの容量と同じ、もしくはそれ以上かを確認しておきましょう。
容量不足だった場合は、また新しいハードディスクを用意して、追加発送することになります。
にPCエコサービスでもハードディスクは販売していますが、料金は1TBで15,000円です。
これも税抜き価格になるので、実際には16,500円になります。
PCエコサービスからデータリストと見積りメールが来る
復旧可能なのか無料診断の結果連絡がメールで来ます。
復旧可能が字可能であれば、救出可能なデータリストも添付されているので、復旧したいデータが入っているか確認します。
確認してOKなら振り込みをします。
一律39,800円と謳っていますが税抜き表記な上にデータ移行料金も別途必要になります。合わせると50,000円近くになってしまうんですよ。
それでも、何十万も支払うより全然良いのですけど笑
PCエコサービスを利用した感想
今回はPCエコサービスに依頼することになりましたが、正直な感想としては依頼して良かったと思っています。
何十万もかかるデジタルデータリカバリーとPCエコサービスはリーズナブルでした!この2社の料金の差はやり方の違いが理由です。
デジタルデータリカバリーの場合
壊れたハードディスク自体を修理。再び使えるようにする。
ハードディスクの中にあるヘッダの交換という内容だったため、30万円以上という見積がきました。
交渉して10万円まで下がりましたがお願いするには高すぎました。
というか交渉で20万下がるのも信用にかかわる気もしますが。
PCエコサービスの場合
ハードディスク自体の修理はしません。可能なデータのみを救出するという方法。
今回は複数あるヘッダの1つが故障したため、他のヘッダで読み込みが可能なデータが救出できます。
壊れたヘッダのデータの読み込みはできないので、救出できるデータは「生きているヘッダが読み込んだデータのみ」になります。
データのリストが上がってきた時は、一番消えて欲しくなかった子どものビデオや写真が残っていたので、すぐ依頼しました。
無事データを救出してもらえて本当に良かったです。
まとめ
PCエコサービスの料金は一律39,800円ですが、税込みだと43,780円になります。
税込み表示にしてほしいですが、リーズナブルではあります。
ハードディスクはamazonなんかでは、8,000円もしない金額で売ってますよね。
個人のデータってオンリーワンで替えがないから復旧以外の手段がないんですよ。
正直に言うと痛手だなーって思いながら依頼を決断しました。だってね、筆者のお小遣いから復旧費用出しているんですよ。トホホ
それでもデータが復旧できたときは満足しましたし、お願いして良かったと思っています。
データが壊れた場合、無料診断だけでもいいのでハードディスクの状態を知っておくと良いかもしれません。
ただ、大抵の場合は送料がかかるので、往復で1,000円〜2,000円は見ておきましょう。
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