昨年公開された細井守監督作品の映画「竜とそばかすの姫」がアマゾンプライムで8/3より配信されていますね。
ネットでは評価も様々ですが、実は興行収入66億円の大ヒット作なんですね!
主人公のすず(ベル)役にはミュージシャン中村佳穂さん。声優初挑戦ということや、竜役には俳優の佐藤健さんが抜擢されているなどキャストでも話題を呼んだ作品でもあります。
また、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「カンヌ・プルミエール」に選出されています。
自分も映画館まで見に行きましたが、良作でした。
竜とそばかすの姫とは?
2021年7月16日から公開された細井守監督が指揮をとり、スタジオ地図で制作されたアニメーション映画です。
時代背景は現代に近いですが、異なっている点は、バーチャルの世界とそこに人の意識をアクセスする技術が飛躍的に進歩しているところ。
バーチャルの世界は「インターネット仮想世界〔U〕」といって、50億人が利用している世界。
女子高生であるすずがこの仮想世界〔U〕の中で出会いと成長をしていく物語です。
竜とそばかすの姫のストーリー
幼いころ母を亡くし内向的になってしまった女子高生「すず」が全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界〔U〕と出会う。
歌姫のベルというアバターを作り、仮想世界〔U〕に参加、その美しい歌声で世界に注目されていく。
以下引用
50億人がすれ違う
美しくも残酷な仮想世界。
ベルの歌声は世界を変える――
自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴(すず)は、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。
母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。
曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。
数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。
やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探しアンベイル。
<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。
現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。
二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。
引用元:竜とそばかすの姫公式サイト
竜とそばかすの姫をみた感想
序盤はすずのネガティブな話や現状から始まるので、世界観に移入しにくいかもしれません。
ベルというアバターを作って、きれいな歌声を披露してからは面白くなっていきます。
竜とそばかすの姫の見どころ
陰キャだった女子高生がスポットライトを浴びて、人気者になっていく姿は見てて楽しかったです。
途中から「竜」と呼ばれるアバターが現れ、ベルのコンサートや仮想世界を荒らしてしまうのですが、そこから物語は大きく動き始め、最後には急展開を迎えます。
ベルと竜の関係性、リアルな世界では幼馴染で女子から大人気の男の子「しのぶくん」との関係など、細井守監督作品の魅力の一つである深く描かれた「人間関係」も見どころです。
一人の少女の成長の物語が送るメッセージ
少しネタバレになっちゃいますが、映画の序盤とクライマックスでは、すずはまるで別人じゃないかっていうくらいの成長を見せてくれます。
ベルとしての在り方やリアルな自分への嫌悪感とのギャップ、幼馴染のしのぶくんとの関係性や優等生のルカちゃんへの憧れなど様々な思いが彼女の中で錯綜していく中で徐々に成長していきます。
最後は虐待に合う子供たちを救うために、夜行バスで遠方まで単独で向かい虐待する父親の暴力にも臆することなく立ち向かい、その気迫だけで父親を圧倒してしまいます。
この物語の流れについてはぜひ作品を見てみてください!!
面白いので。
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学生は何でもありかよ!笑
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竜とそばかすの姫はアマゾンプライム以外すべて有料!
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動画サービス一覧
動画サービス | 視聴可能 | レンタル料金 |
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ひかりTV | 〇 | — |
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Disney+ | ✕ | — |
ABEMA | ✕ | — |
FOD | ✕ | — |
動画サービスではあまり取り扱っていないようです。
半々といったところでしょうか。
アマゾンプライム以外で無料視聴するならU-NEXTがおすすめです。
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まとめ
竜とそばかすの姫は賛否両論ですが、実際に映画館で見た者としての感想は冒頭のネガティブなところを過ぎれば面白い展開になっています。
全体の物語としては良作だと思います。
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